法ができるということ

 

昨日、11月28日はフィンランドにとって歴史的な一日となった。

同性婚が国会にて可決され、2017年の施行へ向けて大きな一歩を踏み出したのである。

毎年議題には上がるものの、否決され続けてきて漸く今年2014年に可決。賛成105票。反対92票。

 

可決されたと同時に国会前に集まった支持者たちは、互いにキスをしたり抱き合ったりしてこの吉報を心から喜んだ。この日のためにネットでは “TAHDON”(=タハドン、「誓います」)キャンペーンと題して同性婚を支持する人々の呼びかけが活発化していて、ここでも祝福のメッセージが飛び交っていた。

国営ニュースでは、各党それぞれのメンバーの誰が賛成派で反対派なのかという投票結果が、メンバーの名前と共に公表されていた。これを見れば、来年2015年の選挙で誰に投票すれば良いかという一つの判断材料になると思われた。

 

このような動きを一日中見ていて、ふと我が母国の法律が出来たときはどのような動きだっただろうかと思い出そうとした。しかし、思い出せない。まず、法が改正されたり新しい法が出来ることすら稀である我が母国、日本。

例えば、このTAHDONのようなキャンペーンをネットで展開しても、不採択に終わることが多い(例:東京都議会における差別発言)。法改正の投票結果の詳細を公表しない(誰が賛成で誰が反対かの実名での公表)など。

 

政治に参加して自分たちの国をより良くしていくというのは、こういうことだ、ということを実感した一日であると同時に、総選挙が間近に迫っている日本は、果たして国民の声がきちんと国会へ届くような透明性を保った選挙になるのだろうか、と私にとっては疑問を抱いた一日であった。

 

投票結果の詳細:http://yle.fi/uutiset/cracking_open_the_numbers_in_the_same-sex_marriage_vote/7659314

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