フィンランドの起業家精神とは?

先日のブログに引き続きフィンランドの起業について。日本のテレビ番組でもこの起業ブームについて放映されたようで、ご覧になった方もいるかと思います。もともと起業家が育ちやすい環境が整っていましたが、なぜこうも起業家が多いのか。フィンランドの国民自身の考え方に何か答えがあるのではないかと興味を持ちました。

そもそもなぜ起業したいのか?

なぜそこまで起業にこだわるのか?

起業させるモチベーションは何か?

その答えは、”Laziness”.

一般的に「怠惰」という意味に捉えられますが実はこの意味ではなく、

“Inactivity resulting from a dislike of work” .

フィンランド人である夫の言葉を借りると「嫌いな仕事をいくらやっても結果や成果がついてこない。それを改良し効率を図るために常に新しいことを考え創り出す」という意味で捉えているよう。

この「常に新しいことを考え創り出す」は「人生を心から楽しむこと」と同じ。結果が出ないことばかりやって時間だけが過ぎるなんて人生を無駄に生きていること。だったら自分で新しいことを創り、結果を出し仕事を楽しむ。

もちろん好きな仕事に対しても同じ。

現状に満足することなく、より効率の良い方法や新しいビジネスモデルなどがあればそれを生み出していく。なのでここでは後腐れなく次々と起業していきます。同時に倒産する会社も多いですが、それは現状に変化をもたらすことで、政府などからの支援を基に事業を始めます。日本起業のように倒産したら最後、行く当て無しというような状況にはなりません。

かの有名な「Nokia」や「Rovio Entertainment(=アングリーバード・ゲームの会社)」もこの起業家精神の基に創立され、成功したフィンランドの代表的な企業です。

因にNokiaは最近、経営不振で多数の従業員を解雇し、解雇された元従業員達が起業していくことに対して支援プログラムを提供しています。Nokiaで培った経験や技術を持って新規事業を立ち上げていくことをサポートしています。この場合は「解雇」が基に起業していますが、根本にある”Laziness”がある程度モチベーションになって解雇後の起業に拍車を掛けているのではないかと思います。

これが、彼ら「スオミ(Suomi = 彼らの自称)」の精神です。

日本の起業家たちもこれに近似している方達も多いですが、日本全体の「イノベーション」ということになると「人生を楽しむ」「人生を豊かにする」という部分が少し足りないような気がするのは、私だけでしょうか。

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